自作派ユーザーに絶対的な支持を受けてきた切り売り電源ケーブル“初代TUNAMI”。その工作の難易度がかえって話題となり、難易度と引き換えに得られる絶大な音の洪水に、多くのユーザーがリピーターとなった事実があります。
発売から9年の月日を経て、“初代TUNAMI”は“TUNAMI V2”へと生まれ変わります。5スケアもの極太導体によるハイパワー伝送と、厳重な3レイヤーシールディングと言った基本構造は初代と変わることがありませんが、PCOCC-A導体から精密導体 ”102 SSC”への変化は、オヤイデの新しい波を感じさせてくれることでしょう。
※精密導体"102SSC"について詳しくはこちらをご覧下さい。
耐電圧300V最大30アンペアというハイパワー伝送と、アグレッシブなレスポンスを提供。通常の1.15倍のテンションで撚られたショートピッチストランドワイヤーによって、導体内のランダムな隙間を排除し、線間歪による音質劣化を抑制しています。絶縁体と導体の密着率にも細心の注意を払いました。絶縁体と導体を均一に密着させ、ランダムな隙間を排除し、線間歪による音質の劣化を排除しました。
導体の絶縁被覆には電気特性に優れた高分子ポリオレフィンを使用しています。一般のPVC絶縁に比べて誘電率が1/4という極めて低い値を示すことができ、信号ロスを低減し、濁りの少ない再生音を得ています。また、外部/内部それぞれ異なる高分子ポリオレフィン素材を使用する事で、共振による音への影響を防いでいます。
1層目:電磁波吸収体/2層目:カーボン層/3層目:銅箔による3レイヤーシールディングを採用。1層目には必然的に発生する磁束の乱れによる電磁波を、コンパウンドに電磁波吸収体を混入する事により熱エネルギーに変換させます。ケーブル内に電気が流れると微弱振動が発生し、静電気を帯電している物質はその振動によりコロナ放電をします。そこで、2層目には半導体層(カーボン層)を設け、導体影響を及ぼす事無く静電気の放出を促します。3層目には銅テープシールドを設け、外来ノイズから導体をプロテクト。さらに、銅箔シールドはドイレンワイヤーを近接し、接地アースに接合する事で、よりS/N比を高める事に成功。外来ノイズはもちろんの事、内部発生ノイズ、振動によるスパークノイズまでも高い次元でシャットアウト。究極のノイズプロテクト、3レイヤーシールドの実力をご体験ください。
品名 | TUNAMI V2(切り売り電源ケーブル) |
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構造 | 3芯キャブタイヤ |
導体 | 102SSC(ホット/コールド)+OFC(アース) |
線径 | 5.5SQ(69本/0.32mm) |
絶縁体 | 高分子ポリオレフィン |
シールド | 1層 - 電磁波吸収体(アモルファス含有ポリオレフィン) 2層 - 半導体(カーボン含有コンパウンド) 3層 - 銅箔テープ(ドレインワイヤー有) |
ケーブル外装シース | ポリウレタン |
ケーブル外径 | 15.0mm |
定格 | 300V / 30A <PS>E認証 |
JAN CODE | 4582387101151 |
価格 | オープンプライス:実勢価格 6,600円/m(税込) |
荷姿 | 30mボビン巻 |
発売年月日 | 2014年10月17日 |