FF-20 V2

概要

＜FF-20 V2＞はストイックなまでにシンプルさを追求し、オーディオ用屋内配線随一のフレキシビリティ とコストパフォーマンスを纏ったのです。

2013年、究極のコストパフォーマンスを誇る屋内配線＜FF-20＞が登場しましたが、PCOCC-A導体の生産終了とともに発売わずか1年ほどで生産終了を余儀なくされました。購入の機会を逃し、復活を望む多くのオーディオファンの期待に応え、ここに精密導体”102SSC ”を採用した＜FF-20 V2＞が誕生します。

今まで私達は、製品を“作る”ではなく “創る”と表現してきました。それは単に規制に囚われた“モノ作り”ではなく、クリエイティブワークを行い、他に類を見ない“モノ創り”を行ってきたからです。この物があ りふれた時代、唯一輝きを放てるのはオリジナリティに溢れる物だけ。フランスの作家、アントワーヌ・ド・ サン=テグジュペリ曰く「完璧が達成されるのは何も加えるものがない時ではなく、取り除くものが無くなっ た時である。」 ＜FF-20 V2＞ に宿る究極のスピリットをぜひその耳で確かめて下さい。

特徴

オヤイデ電気の誇る精密導体102 SSCを採用

※精密導体"102SSC"について詳しくはこちらをご覧下さい。

余裕のスペックの2.0mm単線、最も需要の多い2芯構成を採用

導体直径は屋内配線として十分かつ余裕のスペックを誇る2.0mm単線とし、屋内配線として最も多用される2芯平行構造（通称：Fケーブル）を採用。絶縁被覆は、2芯屋内配線に用いられる白/黒の色識別とし、電気工事業者が迷うことなく電気配線できるよう配慮されています。

余裕のレスポンスを誇る600V/20A対応

導体の絶縁被覆には、電気特性に優れたポリエチレンで絶縁。ポリエチレンは、一般のPVC絶縁に比べて誘電率が1/4という極めて低い値を示すことができ、伝送ロスを低減。濁りの少ない再生音に寄与しています。この優れた絶縁特性と、2.0mm単線の相対断面積（3sq相当）を以って、耐電圧600V最大20アンペアというハイパワー伝送と、アグレッシブなレスポンスを提供します。[

強靭性と制振性に優れたオーディオ専用ハロゲンフリーシース

外装には、優れた強靭性と制振性を併せ持つオーディオ専用 ハロゲンフリーシースを採用。21世紀のオヤイデケーブルを特徴づけるシース材とも言える、このハロゲンフリーシースは、再生クオリティの向上に少なからず好影響を与えています。従来のPVCシースでは得られない、淀みなく澄み切った再生能力は、前述のポリエチレン絶縁と相まって、オヤイデのオーディオ用ケーブルに欠かせないマテリアルとなっています。

オーディオ用屋内配線随一のフレキシビリティとコストパフォーマンス

＜FF-20 V2＞ではあえて介在物やシールドを排除し、ストイックなまでにシンプルさを追求しました。これは人ならず、究極のフレキシビリティとコストパフォーマンスを両立させるため。＜FF-20 V2＞を構成するマテリアルは、ケーブル構成の上で最小限とも言える、導体/絶縁材/外装シースのたった三種類。それゆえに、マテリアルの選択がFケーブルの再生クオリティを決定づけてしまうと言っても過言ではありません。102 SSC導体、ポリエチレン絶縁、ハロゲンフリーシースの三位一体が織りなす新世代のクオリティサウンドをご堪能下さい。

ホームシアターやオーディオルーム専用の屋内配線をはじめ、スピーカーケーブル等にも好適です。