L/i50 EXs IIは全てのパーツを国内生産品すなわち”完全なるMade in Japan“に拘ることで、自社製品による音のトータルプロデュースを追求しています。19年もの歳月の中で目まぐるしく変化してきたオーディオファイルの環境が、同時に電源ケーブルに求めるニーズの変化にも繋がっています。現代の音楽環境に適応するハイエンドに相応しい「L/i50シリーズ」こそ「L/i50 EXs II」なのです。
伝統のオヤイデサウンドのDNAを脈々と受け継ぎながらも、現代のオーディオに不可欠なハイスピード、高解像度、広大なサウンドステージを兼ね備えた製品へと生まれ変わりました。
導体は高純度OFCに長時間低温焼鈍を行いながら製造しました。銅を伸ばす工程に発生する応力歪に対して急激な変化を与えないよう、低温でゆっくりと時間をかけながら伸線しています。これにより導体内部組織が均質化され、安定した伝送を実現します。
絶縁材は振動吸収性に優れ、機械的強度を有する強化シリコンゴムを採用。瞬間的な電流負荷変動による振動を吸収し、不要な響きを抑え、原音忠実性を高めました。さらに4本の内部配線はそれぞれ強化繊維(テトロン)スリ-ブで被覆し、ケーブル内部の共振を抑え、優れた振動制御能力を発揮します。
4本の導体を対角線上に撚り合わせるスターカッド撚り構造を採用。ケーブルから発生する磁界を互いに打ち消しあう為、通常のケーブルに比べ低インダクタンスとなり、ケーブル内部で発生する輻射ノイズを大幅に軽減します。4本の内部配線はそれぞれ強化繊維(テトロン)スリ-ブで被覆しケーブル間の共振を抑え、優れた振動制御能力を発揮します。
外装は材質のカラーリングを嫌い、シンプルに強化繊維スリーブのみ使用。摩擦などによる静電気の帯電を防止するため、静電気帯電防止加工を施しました。
ケーブルカラーはブリリアントな「サファイアブルー」を採用。2002年にリリースされた初代L/i50 EXからの系譜を引継ぎ、L/i50 EXs IIを象徴するオリジナリティの高いカラーリングへと昇華しました。
ARMOREDシリーズは「デュアルハウジング構造」「フレックスケーブルクランプ方式」「ARMOREDメカニカルアース」など、他に類を見ない斬新なアイデアを盛り込んでいます。ケーブルへの負担を緩和し、不要な振動を抑えることで制振性が向上。電極には脱酸リン青銅+2回磨き上げの後、厚肉銀メッキ(1.5μ)+ロジウムメッキ(0.3μ)を施しました。
「NRF-005T」は電源ケーブルから発生する輻射ノイズと電界ノイズを抵抗損失により抑制することで、さらなる静寂性と原音忠実性の両立を実現。さらに「MWA-010T」は接点で発生する磁気歪みを吸収し、不要なノイズをジュール熱に変換させることで、電源の質を大幅に改善します。
これらの相乗効果により、L/i50 EXs IIは音楽を鮮やかに再現するためのポテンシャルを発揮します。
製品型番 | L/i50 EXs II |
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ケーブル部 | L/i50 EX 1.8m (L/i50EXs II専用) |
ケーブル構造 | スターカッド撚り構造 |
ケーブル導体 | OFC(ホット/コールド)+ 錫メッキOFC(アース) |
ケーブル導体断面積 | 4.0SQ(7組/25本/0.12各1対) |
ケーブル絶縁体 | 強化シリコンゴム |
ケーブル外装シース | テトロンスリーブ(内側)+PETスリーブ(外側) |
ケーブルコーディネートカラー | サファイアブルー |
ケーブル外径 | 10.6mm |
電源プラグ&IECコネクター | AP-037EX / AC-037EX (L/i50Exs II専用) |
電源プラグ&IECコネクターカラー | サファイアブルー |
電極材質&メッキ | 脱酸リン青銅・2回磨き上げの後、厚肉銀メッキ(1.5μ)+ロジウムメッキ(0.3μ) |
電磁波吸収材 | NRF-005T (0.05t) + MWA-010T (0.10t) 2層巻き |
定格 | 125V/15A <PS>E |
JAN CODE | 4582387109676 |
価格 | オープン価格(市場想定売価¥33,000税込) |
ケーブル延長 | 0.5m増すごとに+4,400円(税込) |
発売日 | 2023年 12月1日 |