「M1/F1」によって新たに切り開かれた新たな世界観。そして価値観。
大胆にも、電極部に世界初といっても過言ではないベリリウム銅を採用し、世界中のオーディオファイルにその圧倒的な存在感を知らしめしました。更に「M1/F1」から奏でられるエモーショナルでエキサイティングなサウンドは、数多くのオーディオファイルを熱狂の渦へと巻き込みました。そして2007年CESにて初登場を果たし、フラッグシップモデル「M1/F1」のフィロソフィを継承し、高い実用性とパフォーマンスの絶妙な調和を果たした「P/C-004」が、いよいよ日本上陸です。
オヤイデ電気はつねに自らの本能に忠実であり続け、進化し続けてきました。それは誰をも駆り立てる本能に忠実な製品を造るためであり、ユーザーのあらゆる嗜好に対して対応する、オリジナリティ溢れるサウンドを提供するためです。こうしてプラグ/コネクターによるサウンドの選択肢を広げ、かつてない革新的な製品を開発するためには、長い年月による進化の積み重ねが必要です。
その成果が結実した「P/C-004」のエモーショナルでエキサイティングなサウンドは、オーディオファイルを魅了せずにはおきません。加えて、5年以上にわたって培われてきたオヤイデ電気の電源プラグに対する伝統と独自性がみなぎります。
P/Cシリーズのほかのモデルと同じく、「P/C-004」の核心はその基礎となる素材の選択やプレーティング技法、更にはユーザビリティにあります。「P/C-004」の電極部には、既に「M1/F1」によってそのパフォーマンスを証明された、ベリリウム銅を採用。高伝導性を有し、且つ十分な機械的特性を兼ね備えた特徴を示し、接合部のバイブレーションの低減やロスのない伝送を実現。
プレーティングに於いても、数十種類に及ぶメッキを徹底的にテストし、プラチナ+パラジウムのコンビネーションプレーティングを選定。またアウターシェルには、樹脂の中でも抜群の機械的強度を誇る、ポリカーボネイトを採用。そのカラーリングにも「P/C-004」らしさを取り入れ、エモーショナルでエキサイティングなサウンドをイメージしたブラックダイヤモンド・カラーを新たにブレンドしました。
27個で構成される"完全なるMade in Japan"のパーツ類
厳しい生産管理の下で良質の材料を使用し、精度を高めたすべてのパーツは国内生産品すなわち"完全なるMade in Japan"を可能にしました。これにより主要部材は外部調達部材を使用することなく、自社製品による”音のトータルプロデュース”が可能となりました。伝統のオヤイデサウンドのDNAを脈々と受け継ぎながらも、現代オーディオには不可欠な、ハイスピード、高解像度、広大なサウンドステージを兼ね備えた製品へと生まれ変わりました。
材質・素材
「P/C-004」の電極(ブレード)には、「M1/F1」と同じ、高伝導性を有し、且つ十分な機械的特性を兼ね備えているベリリウム銅を採用。フラッグシップ・モデルにふさわしい素材の選択です。また、ベリリウム銅は、極めて時効性に富む合金で、熱処理によって極めて高い機械特性を持たせました。このブレードは厚さ1.0mm、幅6.0mmのハイレベルの接触面積と剛性を有し、加重重量8kg以上という強靭なホールド感を実現。これにより接合部のバイブレーションの低減やロスのない伝送を実現。
職人の手によるひとつひとつ磨きあげられたメッキ処理
「P/C-004」の電極(ブレード)には、「M1/F1」と同じ、数十種類に及ぶメッキを徹底的にテストし、プラチナ+パラジウムというフラッグシップ・モデルにふさわしいコンビネーションを選定。1層目のプラチナは0.5μ、2層目のパラジウムは0.3μの厚みで施しました。
パーツとして打ち抜かれた素材は、機械的にバレル研磨されその後、人間の手により1つ1つバフ研磨を施します。これら2度に渡る研磨工程をオーディオ用として応用された例は他に類を見ません。鏡面仕上、そしてダイレクトメッキ。シンプルだからこそ作りこまなければならない。ここにも、オヤイデ電気の哲学と、クラフトマンシップが凝縮されているのです。
30kgの引っ張り荷重にも耐えうる接点
刃受け部分とケーブルの引っ張り強度は30kg以上で ちょっとした引張りでも抜けてくるようなことはありません。 これも、安全面を十分考慮した結果です。
1本からこだわり抜いた非磁性体ステンレスネジ
オヤイデ製品のこだわりはネジ1本からこだわります。
P/Cシリーズのに使われているネジは、P/Cシリーズの為に作られた特注品のステンレス製ネジ、非磁性体も、もちろんのこと、ネジピッチを細目にすることによって、本体とカバーの接触面積を多くとっております。
その結果本体とカバーがゆがみにくく、ネジも緩みくい作りとなっております。
またトルクをかけ過ぎて、ねじ山が潰れてしまったという経験はありませんか?弊社のプラグに使用しているビス類は全てステンレスを使用しているため、トルクをかけすぎてもねじ山が潰れる、頭が取れるといったことはありません。また、ステンレス自体非磁性体な為、コネクター部分で帯滋することなくS/Nの高い音をご提供いたします。
GF+PBTボディ
「P/C-004」のボディには、優れた機械特性と電気絶縁性を併せ持つ、高比重エンプラ素材PBT+GF30%を使用。高剛性のボディは、高速振動減衰を実現しました。さらに、全てのネジはステンレス製でP/Cシリーズおよび「M1/F1」専用に作られた完全オリジナルビス。剛性の高いステンレスネジはトルクをかけすぎて、ねじ山が潰れる、頭が取れるといったトラブルはありません。また、最大ケーブル取り付けサイズは10sq(5.5sq×2本)で抜群の作業性を誇ります。刃受け部分とケーブルの引っ張り強度は30kg以上で、ちょっとした引張りでも抜けてくるようなことはありません。 これも安全面を十分考慮した結果です。
高剛性ポリカーボネート
本体カバーには、肉厚ポリカーボネートを使用しました。この材質の選定は、その強度と硬さにあります。微弱振動をレスポンス早く減衰させ、剛性を高めた為歪感がありません。
ケーブル適応外径
電源ケーブルを自作したときに、制振を目的としてブチルを巻いたり、ノイズ遮断テープ 等を使用してついつい太くなってしまった経験はありませんか?本製品はそんなお客様にも安心してお使いいただけるよう、 IECプラグ、電源プラグ共に最大外径16mmのケーブルに対応できます。 これで、テープや制振処理でついつい太くなってしまっても、もう安心。
※クランパーを外しますと、最大16mmまでケーブルがご使用可能です。
ケーブル取り付け穴
出来るだけ太いケーブルを使いたい、作りたい! そんなお客様のために、ケーブル取り付けサイズは最大10sq(5.5sq×2本) まで対応可能(但し許容電流は125V15A)
オヤイデ電気の「P/C(プラグ/コネクター)シリーズ」には管理の為、全てシリアルナンバー付きの<ホログラムシール>を貼ってあります。 出荷時には<オリジナルの缶ケース>に入った状態ですので、輸送中の衝撃から本体を守ってくれます。
現在、「P/C(プラグ/コネクター)シリーズ」に非常に良く似た外観をした模倣品が流通していることが確認されております。本商品の出荷状態は<オリジナル缶ケース入り>で、本体側面にはシリアリナンバー付きの<ホログラムシール>を貼り、本体側面に貼られた名前入りのシールを<アルミ板シール>に変更し、模倣品との識別を図っております。
模倣品に関する詳細はこちらから
AEXオーディオ銘機賞2008受賞モデル
ビジュアルグランプリ2008受賞モデル
品名 | P-004/C-004 |
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ブレード | ベリリウム銅 (表面研磨) |
メッキ | 2回磨き上げの後、プラチナメッキ(0.5μ)+パラジウムメッキ(0.3μ) |
ケーブル適応外径 | 最小 6.0mm 最大 16.0mm |
最大ケーブル適応ゲージ | AWG10 (5.5sq) |
定格 | 125V・15A仕様 <PS>E認証品 |
JAN CODE | P-004:4562112765728 C-004:4562112765711 |
価格 | オープンプライス:実勢価格 各 9,350円(税込) |
発売年月日 | 2007年9月1日 |