21世紀のオヤイデ電気を象徴するスピーカーケーブルのフラッグシップモデル”TUNAMI NIGO V2”。その歴史は2006年に登場した初代”TUNAMI NIGO”にまで遡ります。PCOCC-A導体を採用した初代”TUNAMI NIGO”は、5.5スケアもの極太導体によるハイパワー伝送と、厳重な3レイヤーシールディングによって比類無い再現性を発揮し、スピーカーケーブルの世界に一石を投じました。あれから8年もの月日を経た2014年、我々は”TUNAMI NIGO V2”を世に送り出します。
”TUNAMI NIGO V2”への道のりは困難の極みでした。それは幾重にも渡る新しい導体への模索の日々。足掛け2年もの歳月を経て、我々は万人を納得させうる、世界に誇る「精密導体102 SSC」を完成させたのです。この精密導体”102 SSC”を以て、”TUNAMI NIGO”はPCOCC-Aという古き衣を脱ぎ捨て、”TUNAMI NIGO V2”へと大躍進を遂げました。その音色はまさに雄大なる大河の如し。音楽の持つ静寂と混沌を余すこと無く描き出す。新生”TUNAMI NIGO V2”が織りなす芳醇でダイナミックな音の洪水に、貴方は時を忘れて酔いしれることでしょう。
※精密導体"102SSC"について詳しくは こちらをご覧下さい。
通常の1.15倍のテンションで撚られたショートピッチストランドワイヤーによって、導体内のランダムな隙間を排除し、線間歪による音質劣化を抑制しています。絶縁体と導体の密着率にも細心の注意を払いました。絶縁体と導体を均一に密着させ、ランダムな隙間を排除し、線間歪による音質の劣化を排除しました。
導体の絶縁被覆には電気特性に優れた高分子ポリオレフィンを使用しています。一般のPVC絶縁に比べて誘電率が1/4という極めて低い値を示すことができ、信号ロスを低減し、濁りの少ない再生音を得ています。また、外部/内部それぞれ異なる高分子ポリオレフィン素材を使用する事で、共振による音への影響を防いでいます。
1層目:電磁波吸収体/2層目:カーボン層/3層目:銅箔による3レイヤーシールディングを採用。1層目には必然的に発生する磁束の乱れによる電磁波を、コンパウンドに電磁波吸収体を混入する事により熱エネルギーに変換させます。ケーブル内に電気が流れると微弱振動が発生し、静電気を帯電している物質はその振動によりコロナ放電をします。そこで、2層目には半導体層(カーボン層)を設け、導体影響を及ぼす事無く静電気の放出を促します。3層目には銅テープシールドを設け、外来ノイズから導体をプロテクト。さらに、銅箔シールドはドレインワイヤーを近接し、接地アースに接合する事で、よりS/N比を高める事に成功。外来ノイズはもちろんの事、内部発生ノイズ、振動によるスパークノイズまでも高い次元でシャットアウト。究極のノイズプロテクト、3レイヤーシールドの実力をご体験ください。
”TUNAMI NIGO V2”は電気用品安全法 特定電気用品<PS>Eを取得済みなので、スピーカーケーブルのみならず、電源ケーブルの自作にも安心してお使いいただけます。アース結線をする場合は、ドレイン線を電源プラグおよびIECコネクターのアース極に結線します。アースループを回避したい場合は、ドレイン線を両端とも切り落とす、あるいは電源プラグまたはIECコネクター側のみに結線します。
品名 | TUNAMI NIGO V2(切り売りスピーカー/電源ケーブル) |
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構造 | 2芯キャブタイヤ |
導体 | 102SSC(ホット/コールド) |
線径 | 5.5SQ(69本/0.32mm) |
絶縁体 | 高分子ポリオレフィン |
シールド | 1層 - 電磁波吸収体(アモルファス含有ポリオレフィン) 2層 - 半導体(カーボン含有コンパウンド) 3層 - 銅箔テープ(ドレインワイヤー有) |
外装シース | ポリウレタン |
ケーブル外径 | 14.0mm |
JAN CODE | 4582387101182 |
定価 | 6,600円/m(税込) |
荷姿 | 30mボビン巻 |
発売年月日 | 2014年10月17日 |