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AR-910

純銀プレミアムXLRケーブル

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概要

品質に対してのこだわり。これはオヤイデ製品に課せられた使命でもあり、勤めでもあります。もちろんAR-910もその例外ではありません。私たちは、至極のツインナックスケーブル"FTVS-910"を創り上げた時点から、それに見合うXLRコネクターの選定を始めました。それは、FTVS-910の伝送特性を最大限発揮させるための重要な要素だからです。数種類に及ぶXLRコネクターを徹底してヒアリングテストを行った結果、最高のパフォーマンス見せたのはやはりFocus 1でした。

それぞれ独立された形で創り上げれれたFocus 1とFTVS-910。その出会いは、あたかも運命づけられていたかのような出会いです。Focus 1とFTVS-910のコラボレーションは、シナジー効果により飛躍的なパフォーマンスを発揮します。情報を失うことなく、ありのままの信号を伝えたい。それは、オーディオファイルにとってケーブルを使う上での永遠のテーマともいえます。上質な素材から作り上げられたAR-910は見事なまでにハーモニーを織り成し、リスニングプレジャーをさらなる高みへと導きます。そしてディテールへのこだわりと広々とした空間表現は、あなたに至福の時間を約束します。

”AR-910”を語る上でもっとも特徴的なのは、中心導体に採用された5N純銀です。高度な生産管理の下高周波電気炉による連続鋳造、19工程にも及ぶ冷間圧延、2度に渡る焼鈍作業、ダイヤダイスによる引き抜き加工、スキンパス処理などを行い、純度だけではなく結晶組織にも配慮された高品位銀線です。これにより、応力歪みがなく整列結晶化された導体が完成しました。絶縁体には、絶縁体中最も誘電率の低い、PFAを採用。また充填層には、誘電率の低下を実現するフォームPEを充填層に設け”FTVS-910”の伝送特性の向上に大きく貢献します。さらに、シールドに至ってはすでに”FTVS-510”でその高いシールド性能が実証済みの、3レイヤー・ハイブリッド・シールディングを継承。ワイドバンドのノイズをプロテクトすると共に、微弱なスパークノイズに対してもシールド性能を発揮します。

すべてにおいて理論的かつ建設的に作り上げられた”FTVS-910”。インピーダンスは110オームに設定されています。これはアナログ伝送はもちろんのこと、デジタル信号(AES/EBU)においてもその性能を如何なく発揮することを意味します。さらに、端末には革新的かつ独創性に溢れるアイディアが盛り込まれた”FOCUS 1”。スームズかつ強固なホールドを実現するワンタッチプッシュプル機能(実用新案)。イージーインストールを可能にするシャーシアース兼用ケーブルクランプ。

精密機械加工の粋を凝らしたボールベアリング式ロック。さらに材質にについても十分に吟味され”FOCUS 1”のアイデンティティを引き立てます。真鍮製ボディはカメラと同じ硬質クロメートメッキ、リン青銅製コンタクトピンは高解像度を実現する銀+ロジウムメッキを採用。いずれの素材も、高度なCNC加工によりソリッドな部材から一つ一つ削りだされ抜群の精度を誇ります。

特徴

導体

高速伝送を実現するために選択された最良の素材。純銀。”FTVS-910”は中心導体に金属中で最も導電率(銀 61e6 銅 58e6 σ[S/m])の高い純銀導体を採用しています。導電率からもその優れた特性を察知すること可能ですが、純銀は高純度銅よりも遥かに電気特性が優れるレアメタルなのです。素材自体の価格差が、実に70倍以上(7/08’現在)というプレミアム・マテリアルをコアに持つ”FTVS-910”。その精錬・精線方法にも匠の技と、品質に対する深い造詣が冴えわたります。

インダストリアルグレードとは一線を画す、ジュエリーグレードの純銀をインゴットの状態から加工に入ります。”FTVS-910”はインゴットの状態ですでに5N態のバージンマテリアルを、セラミック製のルツボで溶解させます。しかも、このルツボはワンショットごとに交換され、常に新しい状態の物が使用されます。

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これらすべて工程は高周波電気炉の中で作業され、しかも作業中は不活性ガスを炉内に封入し、酸素との遮断を図ることによって不純物の混入を防ぎます。さらに溶解後、直径15mmの丸棒に成型された純銀は、19工程にも及ぶ冷間圧延工程を経て線状に形成されます。その後、いよいよ精線工程に入りますが、ここでも匠の技が生かされます。

急激なダウンサイジング化を嫌い、数回に及びダイヤモンドダイスによる低速引き抜き加工を行います。約1.05mmに揃えられた銀線は、導体の表面を削り平滑化させるスキンパス加工を行い、導体の表面を鏡面化します。しかし、作業工程はここで終了するわけではありません。引き抜き工程により発生した結晶内のストレスを緩和させる為、2度にわたりアニール処理が施されます。

一定温度に保たれた低温電気炉の中で、ゆっくりと時間をかけケーブル内に発生した応力歪みを緩和します。この間、電気炉内は不活性ガスを充填させ酸素との結合を防ぎ、まったく不純物を含まない高純度純銀線が完成します。さらに、完成した銀線はすぐさま窒素ガスを封入しパッケージングされ、絶縁体を付ける工程まで大切に保管させます。

絶縁体

信号を伝送する上で、導体はもっとも重要な要素です。しかし、ケーブルとしての伝送特性を高めるためには、絶縁体も重要な要素です。”FTVS-910”は、絶縁体による信号の損失を軽減するために、最も絶縁特性に優れたPFAを使用。PFAは、現存する樹脂絶縁体の中でも最も誘電率の低い物質です。さらに充填層にもオヤイデのケーブルに対する造詣がうかがえます。発泡させることにより空気を含ませたフォームPE(ポリエチレン)を充填層にマウント。充填層による誘電率の上昇を防ぐとともに、ケーブルとしての柔軟性を高めます。さらに、この異種マテリアルによるレイアウトは電気的特性の向上のみならず、内部発生する振動を共振点を変えることにより素早く減衰させます。

3レイヤー・ハイブリッド・シールディング

追い求めたのは限りないトランスペアレンシィ。”FTVS-910”から奏でられる静寂感は、複雑化するシステム環境から発生するあらゆる周波数帯域のノイズに適応させるため、シールドデザインがなされました。1層目の半導体層は、静電気ノイズの抑制を促すと共に、電磁波に対して高いシールド性能を発揮。2層目のカッパーフォイルシールドは、100%の遮蔽率を誇り高周波ノイズに対して有効性を発揮します。

3層目のシルバープレーティングメッシュシールドは、90%の遮蔽率に設定されています。メッシュシールドは低周波帯域のノイズに有効性を発揮しますが、さらに素線をシルバープレーティングすることにより、高周波帯域にも高いシールド性能を発揮します。これは信号のスキンエフェクト効果を利用した結果です。

半導体層

PFAは優れた電気特性を持つ絶縁体ですが、同時に最も静電気を帯電しやすい樹脂です。ケーブル内に信号が流れると微弱振動が発生し、静電気を帯電している物質はその振動によりコロナ放電をします。”FTVS-910”はこの問題を解決するために、充填層の外周にカーボンPE半導体層をマウント。これにより、PFAに帯電された電荷は、半導体層を通して解放されます。

外装

外郭にマウントされた透明ウレタンシースは”FTVS-910”の美しさを引き立たせるだけではありません。ポリウレタンシースは機械的な強度を持ち、温度変化による軟硬化することなく、常に一定の硬度を保つ素材です。さらにポリウレタン材は、衝撃吸収性に優れ弾性率も高いため、外部振動とのアイソレーションに大きく貢献します。デザインは機能の延長線上にあり、そのたいぐい希なる美しさは必然性的に生まれたのです。

端末XLRコネクター(FOCUS 1)

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独創性。革新性。そして熟練のクラフトマンシップ。既成にとらわれることなく、常に革新性を追求する。これもオヤイデのフィロソフィです。エクストリーム・XLRコネクター”FOCUS 1”も例外ではありません。”FOCUS 1”のもっとも革新的で斬新な技術にワンタッチ・プツシュプル機能(実用新案)があります。出力側のインレットに差し込むだけでロックし、取り外し時は先端のリングを引くだけでロックが外れる機能です。さらにロックには精密機械加工の粋を凝らしたボールベアリング式ロックを採用。

これらは従来の製品には見られない、まったく新しいロッキング機能です。これにより”FOCUS 1”はスムーズで確実なインストールを実現しました。さらにこれらのロッキング機能に加え”FOCUS 1”のコンタクトにも革新的なアイディアを投入。常にアースがファーストコンタクトされるよう、アースコンタクト(1番)を他の信号コンタクトより3ミリ延長し、接続時のPOPノイズを防ぎます。さらに、ケーブルの固定にもオヤイデの独創性がうかがえます。イージーインストレーションを可能にする、ブレード式ケーブルクランプ。このクランプシステムは、ケーブルを固定すると同時に、シャーシアースの接続も可能にします。focus1parts1.jpg

材質・加工

高度に磨き上げられたジャパーニーズ・クラフツマンシップによって作り上げられた”FOCUS 1”。コンタクトピンは、リン青銅丸棒を高度に

プログラムされたCNCマシニングによって、高い精度で切削加工が施され、入念に機械的にバレル研磨された後、銀+ロジウムの2レイヤー・ダイレクトプレーティングがなされます。そしてこれらのピンは、PBT(GF30%)樹脂にインサート成型され、かつてないほどの強固で耐震性の高いコンタクト部を形成します。

同様にアウターシェル、ハウジングも真鍮丸棒材からCNCマシニングにより切削加工されています。CNCマシニングにより切削加工されたシェルとボディは、従来あるロストワックス性と比べ密度が高く、高いシールド性能を発揮します。表面処理には、カメラのボディと同様に硬質クロムメッキが施されています。

使いやすさの追求

オヤイデほどユーザビリティ溢れる製品は他に類を見ません。なぜなら、オヤイデは常に販売を通してエンドユーザーと接し、カスタマーニーズを容易に取り入れる環境にあるからです。 ”FOCUS 1”にもそのスピリッツは息づいています。ケーブル適応外径最大12mm(コードブッシュ取り外し時)に設定し、D.I.Yユーザーの想像力を無限に広げます。また、ケーブル挿入口にも細やかな配慮がなされています。挿入口にはテーパー加工を施し、ケーブルの曲げによる断線を防ぎます。さらに、本体とキャップの勘合部に設けられたラバーリングは、振動による緩みの防止と、バイブレーションのダンパーとして作用します。

デザイン

デザインは機能の延長線上にあり、そのたいぐい希なる美しさは必然性的に生まれたのです。一瞬の時を捉えるカメラのレンズからインスピレーションされたデザインは”FOCUS 1”の秘めたるポテンシャルを代弁します。さらには、LR識別用のアイコンにはスワロフスキーを本体へ埋め込むというアバンギャルドともいえる手法を用い”FOCUS 1”の個性をさらに引き立てます。

「研ぎ澄まされた」という表現がふさわしい力強くキレのあるボディデザインが醸し出す美しさが、あなたの目をたちどころに奪います。力感、そして官能や精緻さまでもが、その魅力をさらに高め、期待感の演出へつづくのです。日常の中の非日常的な時間へ誘うための極上の逸品。

高いユーティリティに毅然とした存在感と卓越したパフォーマンスを備え、瞬く間に誰をも魅了します。 そこには瞬時にみなぎるオヤイデの血統があります。よりパワフルに、よりダイナミックに、よりしなやかに。そして、さらに洗練を極めて。 それが”FOCUS 1”です。

音響専用ハンダ”SS-47”を使用

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配線のハンダ付けには、オヤイデ電気オリジナルの音響専用ハンダ”SS-47”を使用。通常のはんだはコスト面から錫の純度が99.9%(3N)程度です。”SS-47”はさらに純度を上げ不純物を極限まで排し、実に99.993%(4N)以上という高純度錫を採用。また導電率の向上、はんだの食われ防止を目的とし、銀、銅を配合しました。しかも通常の合金はんだの場合、銀の配合比は3~3.5%ですが”SS-47”はなんと4.7%という物量を惜しげもなく投入。さらに、金属の中でも銀の次に導電率の高い銅を1.7%配合。この配合比により導電率は飛躍的に向上し、共晶点217度に設定することに成功。

勿論これらの配合比は、数値的なデータと作業性だけで判断したわけではありません。 オーディオ用ハンダと銘を打つには、音質が最優先されてしかるべきと考えます。 さまざまな配合比のプロトモデルを幾度とないヒヤリングテストにより生み出されたのが”SS-47”なのです。

製品仕様

品名 AR-910
ケーブル FTVS-910
導体 1.0mm 5N(99.9995%)純銀
絶縁体 / 充填層 フッ素樹脂(PFA) / フォームポリエチレン(FPE)
シールド 導電性PE / 銅箔+銀メッキ銅(編組率90%以上)
外装 UVカットポリウレタン
インピーダンス 110 Ω
静電容量 72.1nF/Km
減衰量 74.5 dB/Km
導体抵抗 25 Ω/Km
外径 8.5mm
コネクター FOCUS 1
ケーブル延長 0.5m増すごとに+15,000円(税別)
JAN CODE AR-910 0.7m(ペア) 4562112764479
AR-910 1.0m(ペア) 4562112764486
AR-910 1.3m(ペア) 4562112764493
定価 AR-910 0.7m(ペア) 56,000円(税別)
AR-910 1.0m(ペア) 65,000円(税別)
AR-910 1.3m(ペア) 74,000円(税別)
発売年月日 2008年10月20日

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