
TUNAMIシリーズの最終章ともいうべきオーディオシグナルケーブル、それが"TUNAMI TERZO V2"です。感性を活かすだけでもオーディオケーブルを造り上げることは可能かも知れません。しかし普遍的な製品を造ることはできません。特にオヤイデ製品においては経験以上に大切な要素が必要となります。それはオーディオ製品を開発することに全身全霊をかけたエンジニアの存在です。オーディオに情熱を注ぎ、いかなる妥協も潔しとしないエンジニアのスピリットから生み出されたモデル。それが"TUNAMI TERZO V2"です。
※精密導体"102SSC"について詳しくはこちらをご覧下さい。
3E撚り構造は同心撚り配列構成の一括集合撚り線導体で、3種類の異なる素線径を配置する事により、撚り線配列を緻密化。導体構成の細径化が可能となり、導体特性値の向上を図ります。この3種類の異なる導体径の素線はジオメトリックに配置され、素線間の空隙を最小限に抑え、素線密度の向上を果たします。更に撚り線外径のダウンサイジングと共に、安定かつ高精度な外径を保ち、撚り後の断面が真円という世界でも類を見ない導体構造です。これにより、絶縁体と導体を均一に密着させ、絶縁材のランダムな厚みを排除して均一化。シールドとの距離を常に均一に保つなど、電気特性の安定化を図っています。
インターコネクトケーブルでは異例な極太の導体断面積(1.25SQ)で、信号の伝送ロスを軽減しています。1.25SQはオヤイデのインターコネクトケーブルでも最大径を誇り、当社インターコネクトケーブルのフラッグシップとして相応しいケーブルに仕上がっております。
導体の絶縁被覆には電気特性に優れた高分子ポリオレフィンを使用しています。一般のPVC絶縁に比べて誘電率が1/4という極めて低い値を示すことができ、信号ロスを低減し、濁りの少ない再生音を得ています。また、外部/内部それぞれ硬度の異なる高分子ポリオレフィン素材を使用することで、共振による音への影響を防いでいます。また、ケーブルの最外装を覆うシース材質には、エレガントなパールホワイトカラーで、耐久性に優れたウレタンシースを用いています。シース表面には“TUNAMI TERZO V2 ”“102 SSC”をマーキングし、V2モデルを明示しています
1層目:電磁波吸収体、2層目:銅箔、3層目:横巻きシールドによる3レイヤーシールディングを採用しています。1層目には磁束の乱れによる電磁波を、コンパウンドに混入された電磁波吸収体により熱エネルギーに変換させます。2層目には銅テープシールドを設け、外来ノイズから信号をプロテクト。さらに3層目の横巻きシールドには精密導体102 SSCを採用し、0.12mm線を隙間無く160本配置。外来ノイズはもちろんのこと、内部発生ノイズ、振動によるスパークノイズまでも高い次元でシャットアウト。究極のノイズプロテクト、3レイヤーシールドの実力をご体験ください。
品名 | TUNAMI TERZO V2(切り売りインターコネクトケーブル) |
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構造 | 2芯キャブタイヤ |
導体 | 102SSC |
線径 | 1.25SQ(37本/3E撚り) |
絶縁体 | 高分子ポリオレフィン |
シールド | 1層 - 電磁波吸収体(アモルファス含有ポリオレフィン) 2層 - 銅箔テープ 3層 - 102SSC横巻き(160 本/0.12mm) |
外装 | ポリウレタン |
外径 | 8.8mm |
JAN CODE | 4582387101274 |
価格 | オープンプライス:実勢価格4,400円/m(税込) |
荷姿 | 50mボビン巻 |
発売年月日 | 2014年10月17日 |