2年の歳月をかけケーブル、コンセント、BOX、電源プラグと一つ一つを吟味し作り上げた製品は、伝統のオヤイデサウンドのDNAを脈々と受け継ぎながらも、現代オーディオには不可欠な、ハイスピード、高解像度、広大なサウンドステージを兼ね備えた製品へと生まれ変わりました。
タップ本体は、高い剛性を持つエンプラ素材「PBT GF30%」をベースに、EMIを考慮しカーボンを配合しました。また、構造はモノコック構造を採用し、コンセントの固定は底辺より4本のポストを立ち上げ、振動を直接シャーシ底辺に伝達します。また、本体肉厚は従来製品(塩ビ2.8mm)と比べ、1.2mm厚い4mmとし剛性を高めました。この複合要素により、歪感が減少し、カーボンの効果により極めて高S/Nな透明感のある音質となりました。その他の特徴は、底辺に直径13mmの足を出すことにより、床面と本体の接触面積を小さくし共振を最小限に抑えます。また、オプショナルパーツで真鍮スパイク・防振ゴムセットをご用意し、お好みのトーンコントロールを可能にします。
底面より立ち上げたポストがコンセントから発生する振動を底面に伝えます。
底面の四隅に、OCB-1シリーズVer2012専用オプションスパイクOSP-SCまたはOSP-SSをネジ止め固定可能。これらのスパイクを用いることで、床面からの振動伝達を効果的に減衰させ、高域のにじみの低減など、さらなる音質向上が望めます。
OSP(OSP-SCのネジが無いタイプなお、Ver2012以前のモデルは、底面にネジ切り孔が設けられておりませんので、貼り付けタイプのOSPをお使いください。
真鍮製スパイクOSP-SCをネジ止め固定した状態。OCB-1Ver2012の四隅には、OSP-SCなどをネジ止めするためのM4ネジ切り孔が設けられており、OSP-SCをガタなく高精度に取り付け可能です。
真鍮製スパイクOSP-SCをネジ止め固定した状態(写真例:OCB-1SX Ver.2012)
OCB-1シリーズVer2012専用オプション御影石ベースOCB-BSをネジ止め固定可能。電源ケーブルを多数接続した場合でも安定した設置が可能となり、床面からの振動伝達をシャットアウトすることで、さらなる音質の向上が望めます。
ステンレス製スパイクOSP-SSをネジ止め固定した状態
ステンレス製スパイクOSP-SSをネジ止め固定した状態(写真例:OCB-1SX Ver.2012)
OCB-1シリーズVer2012専用オプション御影石ベースOCB-BSをネジ止め固定可能。電源ケーブルを多数接続した場合でも安定した設置が可能となり、床面からの振動伝達をシャットアウトすることで、さらなる音質の向上が望めます。
OCB-BSをネジ止め固定した状態。
OCB-1シリーズVer2012には、M4ネジ孔を利用してマルチベースインシュレーターINS-BSをネジ止め固定可能です。その際は、6~10mm程度のM4ネジ(トラスまたはナベネジを推奨)を別途ホームセンターなどでご購入ください。
コンセント間の渡り配線には、グレードに合わせOFC 2.0mm単線(ST)、6N 2.0sq銅撚り線(DXs)、4N 2.0mm純銀単線(EXs)を使用しそれぞれ1次2次コンセント音質の均一化を図りました。
電源タップ(ケーブル本体セパレーション式)に比べ、電源コードを直接コンセントに差し込んでいるため3点接点(電源プラグ-インレット-配線)が少ないのがテーブルタップの最大の利点です。 また、電源タップをお買い求めになって接続するケーブルによって大きく音調が変化するといった経験をお持ちかと思いますが、弊社「OCB-1」の場合、ケーブルとタップ本体が一体構造となっているため壁コンセントから出口までいわゆる「オヤイデサウンド」でまとめることが出来ます。
STにはL/i50(タフピッチ)を使用
品名 | OCB-1 ST |
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コンセント差込口数 | 6個 |
ケーブル部 | L/i 50 (タフピッチ銅2.0SQX4芯スターカッド線、シリコーン絶縁、黒色テトロンスリーブ) |
電源プラグ | 松下電工WH4007 (電極の根元に赤い印が付いているほうがHOT。) |
コンセント | 松下電工WN1503 (差込穴の短いほうがHOT、長いほうがCOLD。) |
内部配線 | OFC2.0mm単線 |
外径寸法 | W120×L120×H60(ケースのみ、脚部含まず) |
質量 | 830g |
ケーブル長さ | 2.0m |
定格 | 125V/15A |
JAN CODE | 4562112760075 |
定価 | |
ケーブル延長 | 800円(税別)/ 0.5m |
オプションアイテム | OSP-SC/OSP-SS/OCB-BS/INS-BS |
発売日 | 2004年4月1日 |