ACROSS750RR_V2_001WH_1600_hp.pngACROSS750RR_V2_002WH_1600_hp.png

ACROSS750 RR V2

あらゆる音楽ジャンルへ的確に対応するニュースタンダード

aaex2015_logo-nomal_73.png

botan_kounyuu_oy03.png

概要

”ACROSS750 RR V2”は”ACROSS750 V2”に、オリジナルRCAプラグを装着した、オヤイデ電気の中核を成すRCAケーブルです。空気層をダンパーとした画期的なC.I.Sストラクチャーに、精密導体102 SSCを組み込んだ”ACROSS750 V2”。このケーブルに、オヤイデ電気が得意とする高精度に切削加工されたRCAプラグがマッチングされたとき、”ACROSS750 RR V2”は、あらゆる音楽ジャンルに的確に対応する、RCAケーブルのニュースタンダードとなり得たのです。

特徴

オヤイデ電気の誇る精密導体"102 SSC"を採用。

  • 不純物の混入を極力避ける為にJIS C1011に準拠した銅の中でもリサイクル銅を一切含まないバージン銅のみを使用。
  • ピーリング加工を施すことで表面に付着した不純物を100%除去。
  • 導体表層を流れる電気信号の流れを円滑にするため、天然ダイヤモンドダイスで細線化し、素線の表面平滑性を向上。
  • 標準誤差許容値±8μmをはるかに凌ぐ±1μmという加工精度で細線化された素線。
  • 撚り線行程で、世界初の高密度異径導体3E撚り構造を採用(特許習得済み)。素線の密度と真円度を高め、電気特性を安定化。
  • 2度にわたるアニーリング加工で、素線の機械的な応力歪を排除。
  • 製造管理数値、メンテナンス、出荷日数などを徹底して製品管理。導電率は最高クラスの102.3%IACSを達成。

※精密導体"102SSC"について詳しくはこちらをご覧下さい。

3種類の異なる太さの素線を撚り合わせる特許技術“3E撚り”

3e_doutai.jpg

3E撚り構造は同心撚り配列構成の一括集合撚り線導体で、3種類の異なる素線径を配置する事により、撚り線配列を緻密化。導体構成の細径化が可能となり、導体特性値の向上を図ります。この3種類の異なる導体径の素線はジオメトリックに配置され、素線間の空隙を最小限に抑え、素線密度の向上を果たします。更に撚り線外径のダウンサイジングと共に、安定かつ高精度な外径を保ち、撚り後の断面が真円という世界でも類を見ない導体構造です。これにより、絶縁体と導体を均一に密着させ、絶縁材のランダムな厚みを排除して均一化。シールドとの距離を常に均一に保つなど、電気特性の安定化を図っています。

空気層をダンパーとしたC.I.Sストラクチャー

ACROSS750_V2_ZU_600.jpg

空気層をダンパーとし、静電容量を下げて高域特性を改善しつつ、その優れたスタビライザー効果によって振動を減衰する、オヤイデ電気独自の十字絶縁構造(C.I.Sストラクチャー)を採用。 基本アーキテクチャーは、C.I.Sストラクチャーを最大限活かすべくコアキシャルレイアウトを採用。C.I.Sストラクチャーは、中心導体を面ではなく点でサポートし、中心導体と外部との相互干渉を最小限に抑えます。

また、内部にレイアウトされたエアダンパーは、今までとは全く違うアイディアで考案されました。従来の振動に対するアプローチでは、内部発生した振動をコンパウンドにより減衰させるという構造でしたが、「ACROSS 750 V2」では、振動を吸収し減衰させるのではなく、振動を開放するといったアイディアからのアプローチです。

さらに、このC.I.S構造はその優れたスタビライザー効果だけではなく、電気特性の向上にも大きく貢献しています。シールドとの間に空気層を設けているため、静電容量の大幅な軽減に高い効果を生み出します。C.I.Sストラクチャーを構成する絶縁材には、PVCに比して誘電率が1/4という極めて低い値を示す高分子ポリオレフィンを使用。

これら独創的な構造とマテリアルによって、「ACROSS 750 V2」は、他の追随を許さない俊敏なレスポンス、ストレスのない空間表現が際立つのです。

オヤイデ電気伝統のオーディオ専用ハロゲンフリーシース

外装シースにはオヤイデ電気伝統のオーディオ専用ハロゲンフリーシースを採用し、上品でエレガントな仕上がりのベルーガカラー(キャビア・ブラック)をチョイス。どんなオーディオシステムにも違和感無くマッチングします。シース刻印に”ACROSS750 V2 ”“102SSC”をマーキングし、V2モデルを明示。

ACROSS750 RR V2専用ロジウムメッキRCAプラグ

オリジナリティ溢れるケーブルのポテンシャルを最大限まで発揮させる為に必要なもの、それは優れた端末RCAプラグです。”ACROSS750 RR V2”のRCAプラグには、真鍮パイプ状コンタクトにロジウムメッキが施されたオリジナル専用品を装着。 ”ACROSS 750 RR”に独自のアイデンティティを与えるために専用設計されたRCAプラグ(SRR-8:非単売品)。

金属部の材質は、欧州RoHS指令をクリアした真鍮を採用しました。センターピンには、信号の伝送面積を確保する為にチューブ構造を採用。また、すべての接点部分には、0.5μ厚のロジウムメッキを施し接点の腐食を防ぐとともに、”ACROSS 750”が持つポテンシャルを最大限に引き出します。

さらに、内部絶縁材には、誘電率の低いPTFEを採用し、伝送ロスの軽減を図ります。外郭のアウターシェルにも、オヤイデ電気のクラフトマンシップが反映されています。NCマシンニングにより1つ1つ丁寧に切削加工がおこなわれ、精密にローレットを刻んだのち、仕上げにはカメラのレンズと同様にクロームメッキがなされています。

このRCAプラグは、部材調達から精密加工まで、すべて日本国内で行われています。品質へのゆるぎない自信。ここにも「Made in Japan」という誇りが、息づいています。

音響専用はんだ”SS-47”を使用

SS47_ALL_001_400.jpg

プラグとケーブルは音響専用の無鉛銀はんだ“SS-47”にてはんだ付け。通常のはんだはコスト面から錫の純度が99.9%(3N)程度です。”SS-47”はさらに純度を上げ不純物を極限まで排し、実に99.993%(4N)以上という高純度錫を採用。また導電率の向上、はんだの食われ防止を目的とし、銀、銅を配合しました。

しかも通常の合金はんだの場合、銀の配合比は3~3.5%ですが”SS-47”はなんと4.7%という物量を惜しげもなく投入。さらに、金属の中でも銀の次に導電率の高い銅を1.7%配合。この配合比により導電率は飛躍的に向上し、共晶点217度に設定することに成功。 勿論これらの配合比は、数値的なデータと作業性だけで判断したわけではありません。

オーディオ用はんだと銘を打つには、音質が最優先されてしかるべきと考えます。 さまざまな配合比のプロトモデルを幾度とないヒヤリングテストにより生み出されたのが”SS-47”なのです。

製品仕様

品名 ACROSS750 RR V2
ケーブル構造 1芯シールド
ケーブル導体 102 SSC
ケーブル導体面積 0.75SQ(19本/3E撚り)
ケーブル絶縁体 高分子ポリオレフィン(C.I.Sストラクチャー)
介在 ポリエチレン
ケーブルシールド 102SSC横巻き(100本/0.18mm)
ケーブル外装シース オーディオ専用ハロゲンフリーシース
ケーブル外径 8.0mm
RCAプラグ オリジナル専用品(真鍮パイプ状コンタクト+ロジウムメッキ)
JAN CODE ACROSS750 RR V2 0.7mペア 4582387101458
ACROSS750 RR V2 1.0mペア 4582387101465
ACROSS750 RR V2 1.3mペア 4582387101472
価格 ACROSS750 RR V2 0.7mペア オープンプライス:実勢価格12,100円(税込)
ACROSS750 RR V2 1.0mペア オープンプライス:実勢価格13,420円(税込)
ACROSS750 RR V2 1.3mペア オープンプライス:実勢価格14,740円(税込)
ケーブル延長 0.5m増すごとに2,090円(税込)
発売日 2014年10月17日

ページトップへ戻る