弊社で販売している、オーディオテクニカの、アクティブノイズキャンセリングヘッドホン ATH-ANC7は、ケーブル交換可能がなので、PCOCC使用の2芯シールドケーブルで、付属のケーブルより高音質なケーブルの製作例を作ってみました。
単一方向性結晶体のPCOCCで、伝送能力に優れ、高域特使も良く、良質で高音質なヘッドフォンケーブルを作りましょう♪
※ 尚、製作にあたり個人の責任で行ってください。
使用材料
- ■ RJ3.5ステレオミニプラグ
- ■ スミチューブ8φ透明
- ■ HWS-22
- ■ ハンダ(プラチナゴールドニッカス)1m
用意するもの
- ■ よく切れるはさみ
- ■ ハンダコテ(60Wハンダコテ)
- ■ ハンダコテ台( 簡易型こて台 No.602 )
- ■ ヒートガン DHG-1500又ターボライター
- ■ カッターナイフ
- ■ テスター
HWS-22のシースと絶縁を剥き、介在をカットする
最初にシースを8mm~9mm剥きます。
絶縁体を約5mm剥きます。
ATH-ANC7のプラグ接続の穴径が約8mmでJS3.5のプラグボディの外径が約9.5mmの為、プラグが入らないので入力側のプラグボディーをケーブルに通さず、送り側のプラグボディーのみ、ケーブルに通し、ハンダ付けを行います。この時点でケーブルの方向性を気を付けてハンダ付けを行いましょう。方向性は、ケーブルに書いてある文字の方向になります。
ケーブルのハンダ付け作業
最初に送り側のハンダ付けを行います。接続部分を若干開き、線が入り易いようにし、線材を通します。
穴に線が通りましたら、線が外れにくいように線を折り曲げ、開いた接続部分を元に戻し、
ハンダ付けを行い
付属のチューブを被せ
プラグボディーを取り付けます。
ヘッドフォン側(入力側)のハンダ付けと収縮チューブの作業
出力側と同様の方法でハンダ付けを行います。
ハンダ付け後、付属チューブを被せ、ケーブル保護用にバネと一緒にスミチューブ8φで収縮します。
注;この時ネジ山部分に収縮チューブが被らない様にします。収縮チューブが被ってしまうと、ATH-ANC7にコネクトしにくくなります、多少強く押し込めば、ネジ山に収縮チューブが被ってしまっても入ります。
3.完成です。
完成したら①の写真通り両端のコネクターをテスターでチェックして下さい。右(R)左(L)同士でチェックを行い、導通していればOKです。入れ違いにテスターでチェックし、導通していたらショートしているので、ハンダ付け方法を見直してください。
製作時間約10~20分。ご予算約660円位(ハンダ代金等含まず)で製作が出来ます。こちらの製作例を基に、是非挑戦してみてください。