2009年6月28日(日)にRCAケーブル自作講習会と、オヤイデ製品試聴会が開催されました。
場所は廣瀬無線本社ビル5階貸しホール。オヤイデ電気秋葉原店より徒歩1分のところです。
RCAケーブル自作講習会は朝10-12時の2時間。40名の応募者の方々にご来場いただきました。
朝早くからありがとうございます!司会はオヤイデ電気の荒川が務めさせて頂きました。
さて、工作の内容はというと、オヤイデ渾身のケーブルとプラグとハンダを贅沢に用いたRCAケーブルです。
- 使用ケーブル:発売以来大好評を博している5N純銀同軸線「FTVS-510」
- 使用RCAプラグ:オヤイデ電気最高峰の純銀コンタクトピン「SLSC」
- 使用ハンダ:世界最高音質を誇るオヤイデ電気の高音質無鉛銀ハンダ「SS-47」
これらの部材を使い、お一人様RCAケーブル2本(1mペア)を実際に製作いただきました。
オヤイデ社員アシスタントの元、参加者の皆さん黙々と工作に打ち込まれました。
ケーブルの端末を万能ハサミで剥き、シールドを撚り合わせ、プラグとケーブル導体をハンダ付け。
ハンダ工作が初めての方も多かったのですが、皆さんうまくハンダ付けできたと思います。
なお、ハンダコテは40Wを使用しました。40名の方々が一斉にハンダ付けする光景はなかなか壮観です。
ハンダが終わったらテスターでチェックしてプラグカバーを被せて完成です!
皆さんおつかれさまでした!出来上がったケーブル、満足いただいたでしょうか。
後日ご来店いただいた参加者の方々から、「FTVS-510はデジタル専用だと思っていたけれど、アナログケーブルに使っても非常によい音ですね。」というお声を多くいただいております。エージングには20時間ほど掛かりますので、使うほどにだんだんとよくなってくる自作ケーブルをどうぞご堪能ください。
午後1時からは、来場自由にてオヤイデ製品試聴会を実施。約50名の方々にご来場いただきました。
会場にはオヤイデ電気のオリジナルケーブルや電源アイテムもほぼ全アイテム展示
6月に発売になったばかりのヘッドホンケーブル「HPCシリーズ」も全ラインナップご試聴いただけるようにしました。
HPCシリーズ試聴システム:デノンSACDプレーヤーDCD-CX3、デノンプリメインアンプPMA-CX3。(デノン様ご提供)
試聴システムの構成はデノンSACDプレーヤーDCD-SX、デノンプリメインアンプPMA-SX、フォステクス4Wayフロア型スピーカーG-2000です。
ケーブルや電源の違いを明確に引き出してくれる素晴らしい組み合わせでした。(デノン様、フォステクスカンパニー様ご提供)
試聴会の前半戦は、最初に壁コンセントからの給電、屋内配線EE/F-S2.0、EE/F-S2.6の音質比較を実施。試聴会では前代未聞、なんとEE/F-Sは分電盤から12mの長さで引っ張りました!なんとも豪快な比較試聴でしたが、やはりEE/F-Sの威力は絶大でした。以後、屋内配線はEE/F-S2.6に固定。
次いでTUNAMI GPX、TUNAMI GPX-R、BLACK MAMBA-αなどの電源ケーブル比較大実験を敢行。
次いで、オヤイデP/C-037、P/C-079、M1/F1、フルテックFI-25M/25など自作ならではの電源プラグ/IECコネクタの比較試聴も行いました。
やはりM1/F1の優秀さが際立つ結果となりましたが、他のアイテムもそれぞれ明確な特徴を発揮してくれました。「電源アイテムでの音の違いが凄くあって驚いた」、「今後の音の方向性やパーツの選定にとても参考になった」というご意見が多く聞かれました。
中半戦はACROSS750RRをはじめとしたオヤイデのRCAケーブルなどを一斉試聴、さらにAR-910をはじめとしたバランスケーブルへと続きました。もちろん、午前中に製作したRCAケーブルも試聴。
後半戦はご来場者の方々が持参したディスクを掛けつつ、ご来場者の方からリクエストのあったLi50EXs、PA23ZXなどを試聴。新発売のインシュレーターINS-CFや、自作木製電源ボックス、MTB-6、MTS-6の比較も実施。ご来場者の方にご持参いただいた通常CD、SHM-CD、SACDの対決もとても興味を惹く結果でした。
なお、今回試聴したディスクは、山下達郎、エンリオモリーネ、サラブライトマン、ビルエバンス、芸能山城組、ブラームス、矢口博康、藤田恵美、ディープフォレスト、矢野顕子、マイケルジャクソンなどなど、クラシックからジャズ、ポップス、ユーロビートまで多種多様。大音量過ぎた気もしましたが、ご満足いただけましたでしょうか。
最後にご来場いただいた皆様ありがとうございました。また、定員締め切りで講習会にご参加いただけなかった方々、次回の講習会&試聴会にぜひご参加ください。