オリジナル・シェルリード線を製作して見ませんか?カードリッジの針から情報を伝送する重要な部分のひとつで、製作にはやさしく、音色を左右させる大きなポイントのパーツです。
こちらの製作例を基に、自分だけのオリジナル・シェルリード線を作り、より一層良質な音や音質傾向を楽しみましょう♪
※ 尚、製作にあたり個人の責任で行ってください。
写真の中のケーブルなどの紹介
- ■ シェルチップ(金メッキorロジウムメッキ)
- ■ ケーブル 2重絹巻純銀線 19/0.1
- ■ 収縮チューブセット1.2mm(赤、白、青、緑、各10cm)
- ■ HIT TUBE EG6 1.5m白
用意するもの
- ■ よく切れるはさみベビースニップN-838(はさみ)
- ■ ハンダコテ(20W~40Wハンダコテ) ハンダコテセット等
- ■ ハンダコテ台( 簡易型こて台 No.602 )
- ■ ヒートガン DHG-1500又ターボライター
- ■ ハンダ (プラチナゴールドニッカス 等)
シェルチップの加工
弊社にて販売しているシェルチップは、内径が1.0mmの為、カードリッジ側の1.2mm径に合うように1.2mmの線材などを用意し、穴系を広げます。
配線材の長さとシース剥き
2重絹巻純銀線の長さを3cmにカットをし、両端の絹をを約2mm剥きます。
配線材とシェルチップ
シェルチップの穴に絹を向いた純銀線を通します。
ハンダ付けと識別用の収縮チューブの取り付け
2重絹巻純銀線とシェルチップのハンダ付けをします。
収縮チューブセット1.2mm(赤、白、青、緑)の各色を10mm~13mmにカットをします。
3.ヒートガンなどでヘッドシェル側を1.2mmの収縮チューブ各4色を収縮し、カードリッジ側をHIT TUBE EG6 1.5m白を収縮させます。
シェルリード線の取り付け
上記写真はPICKERRINGのNP/AC-Sのリード線を交換しました。
1.ヘッドシェル側の接続方法は、右上:赤、右下:緑、左上:白、左下:青になります。
2.カードリッジ側の接続方法は、右上:青、右下:赤、左上:緑、左下:白になります。
注:カードリッジ側は、各社メーカー様のカードリッジの製造方法(コイルの位置)によって、配線方法が異なりますので、使用するカードリッジの説明書。説明書がない場合は、メーカー様にご相談下さい。
上記接続が出来ましたら、完成です。
製作時間約30分。ご予算約2.200円位で製作が出来ます。こちらの製作例を基に、自分だけのオリジナル・シェルリード線製作に挑戦してみてください。