Leben Hi−Fi Stereo Company
BS200K Stereo Tube Power Amplifier Kit
組み立て説明書
【概要】
トランジスタアンプ全盛の時代ですが、管球式アンプの愛好者も多く、巷では根強い人気があるのも事実です。
トランジスタでは出ない、真空管でしか得られない音の魅力に惹かれるのかも知れません。
昔から小型管ながら音質には定評がある6V6GTを使用したBS200Kは、天然材の木枠を始め、オリジナルのシャーシやトランスを使用、各パーツの選択、回路構成などに拘ったレーベン初のキットです。
もちろん組み立てを容易にするプリント基板などは一切使用していません。
その分製作には難しい作業も伴いますが、本書は詳細なカラー写真を多く載せて、説明文を簡素化して分かりやすくしてあります、写真を見ながら作業を進めるだけで簡単に確実な作品に仕上がるでしょう。
完成後のBS200Kはどこに置いても調度品のような存在感があります、ですがそれだけではありません。
その音にレーベンの【自信】があります。
あなたの手で組み上げたBS200K、そのスイッチを入れるたびに至福の時が訪れるでしょう。
【目 次】
1・組み立てる前に・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P2
2・ハンダ付けについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P3
3・組み立てに必要な工具類・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P3
4・パーツリスト・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P4
5・機構部材の取付け・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P8
6・本体配線図と注意事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P16
7・電子部材の取付けと注意事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P25
8・電圧測定と注意事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P39
9・各部の名称と用途・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P41
10・規 格P・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P42
11・回路図・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P42
12・保証・修理及びパーツの供給について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P42
1・組み立てる前に
※本キットの性能を最大限に引き出す為にも、組立説明書を良くお読みになり丁寧に作業を行ってください。
※乱雑なハンダ付けや配線、不注意による配線ミスなどは故障やトラブルの原因となり、完成後の性能を低下させる原因となります、本文中に指示した注意事項などは必ずお守りください。
※内部の配線やパーツ、部材には必ずキットに付属している物をお使いください、付属品以外のものを使用すると故障や感電、火災などの恐れがあります。
※キットの組み立て作業にはハンダごてや、カッターナイフなどの工具を使用しますので危険が伴います、幼児や小さいお子様がおられる場所での作業はお止めください。
※小さいパーツなどはお子様が間違って口にする場合も考えられます、お子様の手の届かない場所への保管をお願い致します。
※万一、パーツなどを飲み込んだ場合はすぐに適切な処置をとり、医師の支持に従ってください。
2・ハンダ付けについて
※本キットを製作するのにハンダ付けはもっとも重要な作業のひとつです、ハンダ付けの良否がアンプの音質や信頼性を決定すると云っても過言ではありません。
※ハンダ付けで重要なのはコテを当てる部分と時間とタイミングです、ハンダごてを当てる部分、当てている時間、ハンダを流し込むタイミング、ハンダごてを離すタイミングなどが重要です、実際に作業を進めながら覚えるようにしてください。
※ハンダが付きにくい場合は、その接点部分に予備ハンダをして下さい、そうすればハンダ付けがスムーズに出来ます。
※綺麗なハンダは山のような形がベストです、ハンダの盛り過ぎや過小ハンダでは接触不良の原因となりますので注意をしてください。
※ハンダごての先端部分は常に綺麗にするようにしてください、この部分が汚れているとハンダ付かなかったり、不純物の混入で接触不良や音質劣化の原因となります。
※製作上、ハンダ付けの難しい箇所がありますが、ハンダごてで配線やパーツを焼かないよう細心の注意を払いながら作業を進めてください。
※チューブソケット端子に配線などをハンダ付けする場合、大量のハンダを付けますと端子部分の隙間からハンダが流れ込み真空管が入らない場合がありますのでご注意ください。
3・組み立てに必要な工具類
■本機を組み立てるには以下のような工具が最低限必要となります。
1・ハンダごて(30W〜40W程度)
2・ハンダごて台(できればスポンジ付の物)
3・ヤニ入り糸ハンダ(1m程)
4・ニッパー
5・ラジオペンチ(小型)
6・プラスドライバ(大・小)
7・ナットドライバー(対角5.5mmの物)
8・ワイヤーストリッパーもしくはカッターナイフ(小)
9・テスタ (あれば確実なチェックができますが、無くても構いません)
10・定規もしくはメジャー
11・はさみ
4・パーツリスト
■部材は袋別に分類されています、A、Bは本体に取り付ける機構部材、Cはラグ板、チューブソケットに取り付ける電子部材です。
いずれの部材もポリ袋に個別に収められています、各袋の部材を1度に出してしまうと部材を無くしたり、分からなくなってしまうこともありますので、作業をしながら個別に取り出す方がいいでしょう。
細かい部材は小皿などを利用して分類しておくと、紛失や間違いの防止になりますので便利です。
リストA
品番 |
品 名 |
摘 要 |
数量 |
A−01 |
メインシャーシ |
トランス付(PT1、OT2)取り付け済み |
1 |
A−02 |
底板 |
セムスビス(M3×5o)14個付 |
1 |
A−03 |
木枠 (取り付け済み) |
丸木ビス(M3.1×13o)11個付 |
1 |
A−04 |
アルミ化粧リング (M2.6×6o丸ビス8個付き) |
|
4 |
A−05 |
トランスカバー (M3×5oセムスビス4個付) |
|
1 |
A−06 |
ボリュームノブ (イモビス・1.5o六角レンチ付) |
|
1 |
A−07 |
LED付電源スイッチ |
|
1 |
A−08 |
レーベンポッティグマーク |
|
1 |
A−09 |
電源コード |
|
1 |
A−10 |
ゴム足(M4×10oバインドビス4個付) |
|
4 |
リストB
品番 |
品 名 |
摘 要 |
数量 |
B−01 |
真空管 (6V6 GT・EH) |
|
4 |
B−02 |
真空管 (12DT8) |
|
2 |
B−03 |
ACインレット (M3×10o金メッキ丸皿ビス2個・ナット付) |
|
1 |
B−04 |
SPターミナル(赤) (台座2個・ナット2個・平ワッシャー1枚・端子ワッシャー1枚付) |
|
2 |
B−05 |
SPターミナル(黒) (台座2個・ナット2個・平ワッシャー1枚・端子ワッシャー1枚付) |
|
2 |
B−06 |
ACヒューズホルダー (ナット、ワッシャー付) |
|
1 |
B−07 |
管ヒューズ (125V 3A) |
|
1 |
B−08 |
入力端子板(M3×8o金メッキ丸ビス2個・ナット付) |
|
1 |
B−09 |
8Pチューブソケット (M3×6o金メッキ丸皿ビス8個・ナット付) |
|
4 |
B−10 |
9Pチューブソケット (M3×10o金メッキ丸皿ビス4個・ナット付) |
|
2 |
B−11 |
音響用デテントボリューム (ナット1個・ワッシャー1枚) |
|
1 |
B−12 |
結束バンド |
|
4 |
リストC
品番 |
品 名 |
摘 要 |
数量 |
C−01 |
配線(黒) |
2300o |
1 |
C−02 |
配線(黒・太) |
100o |
1 |
C−03 |
配線(赤) |
1350o |
1 |
C−04 |
配線(灰) |
1900o |
1 |
C−05 |
配線(灰・太) |
900o |
1 |
C−06 |
配線(青) |
1700o |
1 |
C−07 |
配線(白) |
1050o |
1 |
C−08 |
剥き線 |
150o |
1 |
C−09 |
2Pラグ板 |
|
4 |
C−10 |
4Pラグ板 (取付け済み2個含む) |
|
8 |
C−11 |
セメント抵抗 (7W・24Ω) |
|
1 |
C−12 |
酸化金属皮膜抵抗 (3W・620Ω) 青・赤・茶・金 |
|
4 |
C−13 |
酸化金属皮膜抵抗 (3W・1KΩ) 茶・黒・赤・金 シリコンチューブ25o・2本付 |
|
1 |
C−14 |
酸化金属皮膜抵抗 (3W・2.7KΩ) 赤・紫・赤・金 |
|
1 |
C−15 |
酸化金属皮膜抵抗 (3W・220KΩ) 赤・赤・黄・金 |
|
1 |
C−16 |
酸化金属皮膜抵抗 (2W・100KΩ) 茶・黒・黄・金 |
|
5 |
C−17 |
酸化金属皮膜抵抗 (2W・330Ω) 橙・橙・茶・金 |
|
1 |
C−18 |