ピュアオーディオグランプリ 2008 SUMMER 受賞モデル
ACROSS シリーズに待望のバランスタイプ新登場
オヤイデ電気は常に顧客の期待に沿うように努力をしています。オヤイデ・オーナーの方々の満足度を正確に把握することで、商品の開発にも反映させているのです。「ACROSS 900」はまさに、オヤイデ・オーナーの方々のリクエストにより誕生しました。昨今、にわかに湧き上がるバランス・インターコネクトのニーズ。オヤイデ電気ではいち早く、このカスターマーニーズのフィードバックを受けバランス・インターコネクト・ケーブル「ACROSS 900」の設計に着手しました。C.I.S構造、オーディオ専用ハロゲンフリーシース、そしてPCOCC-A導体。これらの基本コンセプトを継承しながらも、バランス・インターコネクトケーブル用にモディファイされた「ACROSS 900」。導体断面積もアップ・サイジングを図り、「ACROSS 900」のサウンドに力強さを加味しました。
斬新でありながらも、確固たる設計思想のもと作り上げられた「ACROSS 900」。基本アーキテクチャーは、コアキシャルレイアウトを採用し、エクステリアは上品でエレガントな仕上がりのベルーガ’(キャビア・ブラック)。しかし、「ACROSS 900」は、そのシンプルで洗練されたエクステリアとは対照的に、随所に革新的なアイデアと、従来に例をみない斬新なコンセプトが盛り込まれています。信号を伝送する導体は4層からなる反転同心撚り構造を採用。素線間の密度を高め均一に撚り込まれた素線は、ランダムな隙間を排除し、線間歪による音質の劣化を排除。シールドも同様にランダムな隙間を排除するために、横巻シールドを採用。その本数は、実に中心導体の3倍もの本数を使用されています。また、内部構造は「ACROSS 750」同様、C.I.Sストラクチャーの絶縁体をマウント。C.I.Sストラクチャーは、微弱振動を開放すると言ったまったく新しい発想のもと開発されました。その構造は振動特性の向上はもちろんの事、電気特性の向上にも大きく貢献します。しかもバランス・インターコネクトでは3芯を必要とするため、コアキシャル・ツイン・コンダクター(2重同軸)を採用。また、「ACROSS 900」は導体のみならず、外装にも古河電工の新素材オーディオ専用ハロゲンフリーシースを採用。他に類を見ない制震特性と電気的特性の向上が、ロスのない低音域を再生します。古河電工の高品質導体と新素材、新構造をフューチャリングした「ACROSS 900」。先進性と創造性を併せ持つテクノロジー、更に素材、構造のすべてに妥協を許さない強い意志とスピリットから生まれるオリジナルな世界観と魅力。その背景には、オヤイデ電気のオーディオ用ケーブルにおける伝統の血が脈々と受け継がれているのです。
全く新たなコンセプトをもとに作られた製品は、時としてエポックメイキングと揶揄されます。しかしそれらも時を経て、確かな実績を作り上げることで銘品として語り継がれてゆくのです。「ACROSS 2000」の発売から1年8か月(08/06現在)いまだロングランを続ける「ACROSS シリーズ」。今や日本にとどまらず、世界中でそのサウンドが称賛されています。オーディオケーブル・シーンに「ACROSS シリーズ」が新たな歴史を紡ぎ上げます。
PCOCC-A導体千葉工業大学の大野教授によって考案されたOCC製法。これは鋳型を加熱し鋳造することにより、単結晶状の銅線を製造できると言う画期的な方法で、この製法を用いた銅線をいち早く製品化しPCOCC(単一方向性結晶無酸素銅線)として市場に送り出したのが古河電工でした。PCOCCは高純度無酸素銅は不純物が極めて少なく、伝送ロスが発生しにくい素材ですが、更に単一結晶状の銅線とすると、信号方向を横切るような粒界がない性質を有します。このPCOCCを更に進化させた形がμ導体。PCOCCを一定の条件で加熱・冷却し、組成をコントロールしながら再結晶させたμ導体。結晶構造が縦方向に形成された後、改めて外側から内側に向けて結晶が形成されます。その結果、結晶構造が「密」となり、より不純物の少ない銅線が出来ます。 そしてμ導体を製造する工程で、より高度な加熱・冷却の温度コントロール管理をし、導体の鏡面仕上げを行い、さらに進化させたのが「PCOCC-A」なのです。世界最高水準の精錬・伸銅・製線技術で作られる「PCOCC-A」。そこには、日本が誇るクラフトマンシップが集結されているのです。 |
十字絶縁構造(Cross insulated stabilizer)近年オヤイデ電気が取り組んできた、ケーブルにおける振動へのアプローチ。「ACROSS 900」は新たなステージへと進みました。このモデルのために特別に開発され、C.I.S構造を組み込んだ新設計の絶縁体がマウントされています。いまだかつてない独自のC.I.S構造は中心導体を面ではなく点でサポートし、中心導体と外部との相互干渉を最小限に抑えます。また、内部にレイアウトされたエアダンパーは、今までとは全く違うアイディアで考案されました。従来の振動に対するアプローチでは、内部発生した振動をコンパウンドにより減衰させるという構造でしたが、「ACROSS 900」では、振動を吸収し減衰させるのではなく、振動を開放するといったアイディアからのアプローチです。さらに、このC.I.S構造はその優れたスタビライザー効果だけではなく電気特性の向上にも大きく貢献しているのです。静電容量の大幅な軽減に高い効果を生み出しました。 思いのままに湧きあがるパワーと俊敏なレスポンス、ストレスのない空間表現、スムーズな伝送特性、そして傑出したパフォーマンスが主な特徴です。 この独創的なC.I.S構造をマウントしたことが、「ACROSS 900」の絶大なパワーと俊敏性を生み出す原動力となっているのです。 |
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マルチストランディングワイヤー「ACROSS 900」のコアとも言うべき、0.78sqのシグナル・トランスミッション・ユニットPCOCC-A。その構造にも確固たる設計思想が反映されているのです。素線全体を撚るのではなく、4層からなる反転同心撚り構造を採用。素線間の密度を高め均一に撚り込まれた素線は、ランダムな隙間を排除し、線間歪による音質の劣化を排除。シールドも同様にランダムな隙間を排除するために、横巻シールドを採用。その本数は、実に中心導体の3倍もの本数を使用されています。高品質素材とクラフトマンシップ。これらを高次元で融合させた「ACROSS 750」。ここにも、オヤイデ電気のオーディオ用ケーブルにおける伝統の血が脈々と受け継がれているのです。 |
絶縁材・外装シース材追い求めるのはデータに裏打ちされた独創性、たゆまない研究開発による先進性。「ACROSS 900」は古河電工の協力のもと、PCOCC-Aという高品質導体に加え、オーディオ専用シース材の供給をも獲得したのです。オーディオ専用ハロゲンフリーシースは、素材の配合比により非常に高い振動減衰特性を有し、クリアな信号伝送を可能にしました。さらに、電気特性にも優れたポテンシャルを発揮し、外装による低音域の比誘電率の上昇を抑制、減衰量の上昇を制御しました。これにより、充実した低域を再生します。そして、絶縁体にもオヤイデらしい、クラフトマンシップが反映されています。従来のPVCに比べ、誘電率が約1/4という極めて低い特性を示す高分子ポリオレフィンを採用。また、絶縁体と導体の密着率にも細心の注意を払いました。通常の1.1倍のテンションをかけながら引き出し、絶縁体と導体を均一に密着させ、ランダムな隙間を排除し、線間歪による音質の劣化を排除しました。 |
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特性「ACROSS 900」はその斬新で独創的なアーキテクチャーから、振動に対して優れたケーブルという印象を与えますが、語らなくてはいけないのはその優れた伝送性能なのです。「ACROSS 900」を開発する際には、信号の駆動力を的確に伝える伝送性能、情報を瞬時に伝える優れたレスポンスに加え、ノイズに対しても十分に検討されました。「ACROSS 900」は、静電容量68.0pF/m(1kHz)、特性インピーダンス70Ωに設定され、高域減衰を抑制しながらも、伝送性能とノイズに対する優位性を発揮します。 いかに、ロスなく純粋に信号を伝達するか。この難しいテーマを具現化するには、言葉や独創的なアイデアだけでなく、特性数値や物理的な論理がなければ成立しないのです。 |
端末コネクター(ACROSS 900 XX)C.I.S構造とシグナル・トランスミッション・ユニットPCOCC-Aによって、俊敏でダイナミックなパフォーマンスの基盤は完成しました。このオリジナリティ溢れるケーブルのポテンシャルを最大限まで発揮させる為に必要なもの、それは優れた端末XLRコネクターです。現在市場で入手可能なXLRコネクターをすべてカットアンドトライし「ACROSS 900」のポテンシャルを最大限発揮させるために、最良のXLRプラグ「スイッチクラフト社製のシルバーブレードタイプを採用しました。 |
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